カホンについて
瀬古裕信
2007・10・21 スタート
2009・01・14 最終更新
カホン&ジャンベQ&Aはこちらへ
(2008年4月、一番右バール・オークTOCAカホン新発売)
2007・11・9追記
最近プレイウッドは色黒のマーブルではなくて緑がかったマーブルに変わっています。
音の傾向としては変化ありませんでした。 後は以外とDGのカホンが印象良かったです。
店売り価格が3万前後くらいですが板がしっかりしていて叩き心地が良かったですね。
シュラグベルグのカホンも昔と違って鳴らないのが増えてる気がします。 少し叩けば鳴るようになるのでしょうか!?
私自身は演奏してシュラグベルグ系統のカホンが好みなのですが、録音した音を聞くと圧倒的にTOCAのカホンがすごく聞こえます。
実際に一般の方に聞いてもらっても評判がいいそうです。 今現在ベースカホンがあれば演奏の幅が広がりインパクトもあるのでなかなかいいなーと思っています。
このブログでも紹介してるカホンの教則本の付属CDで演奏聴けます。 「TOCAのサンバーストのカホンとシュラグベルグのCP-4007×2とCP-430 デラックス“ウェンジ」
大久保宙さんの カホン教則本 オープニングのデモは前半がシュラグで、後半がTOCAのカホンで演奏しています。
TOCAのカホンで使用しているロールテクニックはすごいです)
2008・2・18追記
TOCAのアレックスアクーニャ設計のカホンを大久保宙さんのプロデュースユニットで渋谷のAXで聞く機会がありました。
このカホンは響き線も無くただの厚い木のハコに打面を取り付けただけです。
サウンドは私がイメージするカホンとは根本的に異なるもので独特の音ですがマイクに通すと特にローの音がいいです。
それに上は真ん中1本をねじ止めしただけなのでどこを打ってもパチパチと鳴ります。
もともとの現地で使われてたカホンに近い構造なのでしょう。アレックスアクーニャも実際にツアーで使っていました
SeLa Cajon(セラカホン)
Bird’s Eye Maple/XLR
2008年5月10日追記
最近新しく販売されてる SeLa
Cajon (セラカホン)を試奏する機会がありましたので追記します。
打面はバーズアイメイプル
側面はバーチです。
サイズは485×310×300mmです。
打面が非常に硬質で厚みがあり全体的にしっかりと作りこまれています。
以前新品の状態のを試奏した事があるのですがハイの音が抜群に抜けてきてよかったのですがローが全然でなくて正直いいとは思ってませんでした。
しかし、しばらく使いこんだ状態のを演奏したらローが出るようになっていてびっくりしました。
けしてガツンとローがでるサウンドでは無いですが引き締まった低音と硬質なサウンドの高音でコントラストがきれいです。
マイクでとるとバランスがよさそうです。
横にXLRジャックが埋め込んであり、カホン内部にマイクを接続するためのキャノンケーブルが取り付けられていま。
さらにスナッピーのオン オフを横の紐でいじれます。
内部のスナッピー図
打面の端は浮かせてありめちゃくちゃ強烈です。
硬いので演奏に力は必要ですが音量とヌケがすごいです。
(この楽器は新堀芸術学院ドラム専任教師の萩原さんのカホンです。)
私がメインの1つで使っているTOCAのカホンはまず色がすばらしいです。
このグリーンは個性的でステージ栄えしますね。
サウンドに特徴とクセのあるカホンですが今回の用な打楽器アンサンブルには最強です。
理由はスナッピーの音が普通のカホンより良く出る、またスナッピーはスネア用を切ったタイプなのでスネア系サウンドが強い。
生音はあまり低音がなくなおかつスネアの音がかぶるのですがマイク乗りが抜群によくマイクの載せると低音もよくでてなおかつ遠くに飛ぶ。
さらのエッジが使えるのでパーカッシブなサウンドがでる。
ハイは乾いた硬い音など特徴があります。
単純にサルサなどをやるときにドラムがいなくてもドラムの用なパターンを叩くだけでスネアドラムやマラカス、
シェイカーの用なシャカシャカしたサウンドがだせるので便利です。普通のカホンだといわゆるカホン色が強くなってしまいます。
2008・8・16追加
マイネル カホン CAJ1EB-M Meinl Percussion
マイネルの響き線がスネアタイプのカホンを試奏&聞く機会がありました。
まずスペックですがSIZE:W300×D310×H500mm 打面 エボニー 響き線 スネアタイプ です。
サウンドですが まず感じた事は音量がでかい、低音が太い音で聞こえる。
この2点です。
おそらくエボニーという素材と厚みのある打面の影響でしょう。
響き線の反応は悪くなく普通のビートを出す使い方には申し分ないです。
ただ指を使う奏法には少し重い印象です。
2009・11・4追加
2009・1・29追加